PWM任務員のタスク副業について解説|詐欺なの?お金を払っちゃったけどどうしよう…?を解決

こんにちは!鬼頭なお子です。

消費者トラブルについて解説の中でも「副業詐欺・情報商材」について、相談の多い個別の事業者について深掘りして解説していきます。

サービスは動画を見るだけと謳った「タスク副業」ですね。

事業者名は不明でしたが、PWM任務員を称した「さちこ」「れいか」という人物の名前が上がっています。

■記事で取り上げる事業者は、次の基準で選定しています。

  • わたしへの相談の有無
  • インターネット上でネガティブな情報が多い

特定の事業者への「悪口」が目的ではなく、中立的な情報提供を目的としています。

わたしへの相談では、

  • タスク副業にお金を支払って、副業をしようか迷っている
  • タスク副業にお金を支払ってしまったけどどうしよう・・・?

インターネット上で見かける情報では、「詐欺」「怪しい」などの情報が散見されます。

この記事では、「タスク副業」について、

実際に登録や購入をし、きちんとした調査のもと、深掘りして解説する記事になります。

タスク副業に対して、なんらかのお悩みを抱えていらっしゃる方のお役に立てば幸いです。

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大学で法律の勉強もしていて、同級生に弁護士などもいますので
ネット詐欺などの消費者被害の相談にものっています。

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目次

【結論】動画を見るだけ「タスク副業」の商材って・・・?

先に結論から申し上げますと、

タスク副業は一時的に儲けられると思い込ませ、後から高額費用を騙し取る詐欺商材であることが判明しました。。

次章以降で実際に登録や購入をしていきながら、詳しく解説していきますが

高額費用を騙し取る詐欺商材というのは、

「簡単に、誰でも稼げるとインターネット上で広告して、一時的に数百円~数万円を儲けさせ、最終的には数十万円~数百万円を騙し取る」という手口に類型される消費者トラブルのことを言っています。

消費者庁も数年前から断続的に注意喚起が発表されています。

一例ですが、国民生活センターから下記が情報商材の消費者トラブルのよくある質問として取り上げられています。

「タスク副業」で報酬が支払われるとうたい、実際には高額を送金させる事業者に関する注意喚起
本件における勧誘の手口は次のとおりです。
(1) TikTok 等に表示される副業の広告にアクセスすると、LINE において動画を見てスクリーンショットするという副業(以下「スクショ副業」といいます。)に勧誘…

引用:消費者庁の注意喚起

質問の相談内容今回の動画を見るの副業は、本当にそっくりでした。

先に結論をお伝えしましたが、実際に登録しながら詳しく解説していきますね!

タスク副業に登録or購入してみた!

それでは、「タスク副業」に登録していくわね。

次の章では、「タスク副業(PWM)とトラブルになっちゃってるの・・・」という方に、トラブルになった時の対処法について解説ているので、すでに「お金を払ったりしてトラブルになっちゃった」という方は、この章は飛ばして、次の【もしトラブルになっちゃったら?】から読み進めてください。

広告にルール違反があるのでは?

まず、今回の情報商材の販売サイトに辿り着くには、検索広告やSNS広告で同社が出稿する広告にアクセス必要があります。

さまざまな広告を利用しているようですが、今回は次のような広告ページを調査していきたいと思います。

いろいろと書いてありますねw

このWEBサイトい書いてあることをまとめると、

副業の内容
  • 誰でも月収50万円が目指せる
  • 動画を見るだけで稼げる
  • 現金3万円相当の副業プレゼント

しかし、タスク副業は、最終的には高額費用を騙し取られ、月収50万円を稼ぐことはできません。

広告に嘘があり、広告のルールを定めるさまざまな法律に抵触しそうです。

タスク副業の勧誘手口は?

先ほどのサービスページから、今度はLINEで案内があり、何度か練習タスクをこなします。

その後、とあるアプリへの登録を勧められることになります。

このアプリで課金させることがタスク副業の目的となっていました。

今まで見てきた

  • インターネット広告・SNS広告で誤認させてLINEに登録させる
  • LINEで練習タスクをこなさせて信じ込ませる
  • 高額費用を課金させるアプリに誘導

という一連の流れが、「タスク副業」の実態でした。

タスク副業のビジネス内容、詐欺であるポイントは?

タスク副業では、とある投資アプリのアカウント登録をさせられます。

動画見るだけ副業のアプリ画面

そして、タスク副業のタスク報酬単価を上げるため、定期的にこちらの投資アプリに送金をするよう言われるのです。

しかし、これが罠です。

送金額が10万円を超えたあたりで、意図的な「送金エラー」が発生し、

さらに2倍の料金の送金を求められます。

その後、入金したお金は帰ってこず、タスク副業運営とは音信不通になるのです。

これが、タスク副業の詐欺手口になります。

もし「タスク副業」でトラブルになっちゃったら?

では、もしタスク副業でトラブルになってしまったら、どうしたらいいのでしょうか?

一口に「トラブルになった」と言っても、状況はさまざまかと思います。

  • 騙されたと感じていて、支払ったお金を取り戻したい
  • クーリングオフを申請したら妨害されて困っている
  • 連絡が取れなくなってしまった
  • 申し込みをしたんだから支払いをしろと脅されている

ぱっと思いつくトラブルはこんな感じかしら。

実は、こう言った副業詐欺・情報商材詐欺と呼ばれる消費者トラブルは正しく対処すれば、返金や解約が可能です。

ここで詳しく書くと、この記事自体が冗長になっちゃうから、別の記事で解決方法を状況別に解説してます!

ぜひ参考にしてみてくださいね!

「タスク副業」の会社情報について調べてみると

次は、販売事業者の情報を深掘りして調べてみました。

調べた内容は次の項目

  • サイトの特商法表記から、登記住所や代表者などの情報
  • 国税庁の法人番号公表サイトからその法人の登記事実の沿革

その会社の代表者や住所、履歴事項などを確認することで、さまざまなことを推量していくことができます。

特商法表記が無く、法人情報が見つからない

なんとタスク副業には会社名の記載がありませんでした。

サーバー情報などから、アメリカや中国などの外国籍企業が運営している可能性が指摘されています。

ともかく、完全な法律違反であり、

初めから逃亡を決め込む構えであることは明らかです。

このようなケースの場合個人で対処することは難しいので、
信頼できる弁護士や専門家に相談した方が良いでしょう。

「PWM任務員-さちこ」などの名前が見受けられる

LINEで送られてくる画像や調査した情報から、「PWM任務員-さちこ」を名乗る人物が関わっていることが分かっています。

動画見るだけ副業のLINEスクリーンショット

恐らく偽名ではあると思いますが、

こういった情報は調べる際は弁護士に相談する際の手がかりになります。

PWM任務員やタスク副業などのワードで被害報告も多数見受けられました。

タスク副業のネット上の口コミや相談内容

こういった副業系の実態を知るには、ネットの口コミが参考になります。

SNSやYahoo!知恵袋などで客観的でリアルな口コミを見てみると、

サービスサイトで言っていたことが真実かどうか判断できますからね。

私が口コミや相談について調べてまとめてみたので、ぜひ参考にしてください。

Googleでの検索結果は?

Googleで「タスク副業」などのキーワードで検索をすると、

いくつかタスク副業について言及している記事がありました。

ですが、そのどれもが「怪しい」「調査してみた」というものや消費者庁等の注意喚起で、おススメ副業として紹介しているブログなどはありあませんでした。

Yahoo!知恵袋に相談口コミはある?

Yahoo!知恵袋には、副業に関する相談が数多く寄せられています。

その返信内容も客観的な評価が多いので、参考になる口コミサイトです。

タスク副業について調べてみると、被害報告が多数寄せられています。

なかには最初の儲けさせるパートを利用して金を稼ごうしている人もいますが、
あまり現実的ではありません。

Yahoo!知恵袋の口コミ

このような会社とは関わらない方がよいでしょう。

TikTokで被害者の声が多数

TikTokでタスク副業に関する注意喚起の動画が上がっており、
その中で被害にあった方のコメントがみられました。

TikTok動画のコメント
TikTok動画のコメント

「高額請求にあった」「送金ミス、タイムアウトと言われ追加請求を迫られた」という口コミばかり。

やはり危険な副業であることは間違いないですね。

タスク副業の法律的な問題点

タスク副業を調査して判明した、法律に抵触してそうなポイントをまとめました。

私は大学時代に専攻していた分野でもあるので、詳しくご説明したいと思います。

法律的な問題点を指摘することで、返金の成功率も大きく上がります。

ベストなのは法律事務所などの専門家に相談することですが、ご自身で交渉する場合には是非参考にされてください。

タスク副業の法律的な問題点
  • 景品表示法の不当表示:誤認させるような表現
  • 景品表示法の優良誤認:誇大広告
  • 消費者契約法:約束できないことを断言する表現、極端に不利な返金保証の条件
  • 特定商取引表記:販売元情報、連絡先、販売価格などの明記

今回の副業では、これらの法律に抵触すると思われる部分が多々見られました。

このような部分を指摘することで、感情ではなく理論で問題を指摘することができます。

逆にこれから優良な副業を探す際の判断軸にもなると思うので、
ぜひ押さえておいて頂ければと思います。

動画見るだけ「タスク副業」についてまとめると

タスク副業についてまとめます!

タスク副業のまとめ
  • 高額な電話勧誘販売が目的の悪質な情報商材だった
  • トラブルになってしまった時は、冷静に適切な対応を
  • ネット上の口コミや私への相談内容から推しはかるに悪質な部類
  • 広告にはルール違反箇所が多数

トラブルや悪評の目立つ事業者で注意が必要ね。

この事業者に限らず、副業詐欺や情報商材詐欺といった消費者トラブルは増加傾向にあるみたいです。

日々気をつけて過ごしましょう!

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この記事を書いた人

東京の西の方に住んでいます。

元高校教師。
現在宅WEBライター&インフルエンサー

在宅ワークやブログ・SNSやインターネット詐欺について取り扱っています。

大学で法律の勉強もしていて、同級生に弁護士などもいますので
ネット詐欺などの消費者被害の相談にものっています。

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